お金持ちの友人が教えてくれたこと

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12月21日の夜、お金持ちの大学の友人(のぶ)が僕と彼女(怜子)を焼肉へ連れてってくれました。

家で彼女と二人でいると、「今日飯代おごってあげるから今から荻窪来いよ。」彼からそう電話がかかってきました。
貧乏でケチな僕はそのうまい話にのっかりテンションぶち上げ。
こんな機会は少ないと思い快くオッケーっと返事しました。
(その時、僕は就活生である怜子の就活のESを手伝っていた。)

ESも書き終わり、いざ荻窪へ向かうと彼はゲームセンターでコインゲームをして僕たちを待っていたそうです。
彼は散髪の帰りらしく、そのついでに僕たちと忘年会でもしようと声をかけてくれました。(のぶはガッチリとした体型の良いフィリピンと日本のハーフ。肌も少し黒く、ただでさえイカツイ体型なのに、髪型は横を綺麗に刈り上げられ水々しいワックスでツンツンヘアーになっていた。)
誰が見てもビビると思います。笑
体重は115キロあり、殴られたら一溜まりもないくらいイカツイ、サークルで一番親しい友人です。

荻窪へ向かった僕たちは彼と合流し、どこで夕飯を食べるか話し合いました。
僕は、彼が奢ってくれると電話で言ってくれたにも関わらず、僕はいざ彼に会うと本当に奢ってくれるのか心配になりました。
なので値段が高いお店で食事をするのにはためらいがありました。
「トリキでもいいんじゃない?」まだ学生身分の僕はそこが安いのでついそう言ってみました。
すると、
「うちもそう思う。」僕の彼女もそう言ってフォローしてくれました。
しかし、
「いや、どうせ年内最後だし、パーっと行こうぜ!金なんか気にすんなよ。」彼は自信満々にそう言いました。
彼がそう言ってくれるのはうれしかったが、彼女のためのクリスマスプレゼントでお金を使った僕はそのときにはビビりまくり。笑

いきなり不安になってきました。

お金持ちでいつも良いモノを食べている彼のその発言は恐怖でしかなかった。

力のこもった彼のセリフをどうにも覆すことができないと悟った僕は、仕方なく彼が行きたいお店に合わせることを決めました。

そして、
僕の予想は的中!!!

彼は〇〇焼肉店に行きたい、そう言いました。
以前、テレビで取り上げられ有名になった〇〇焼肉店は値段が高いということを僕は知っていました。
グーグルマップを使って案内してくれる彼に僕と彼女は後ろからついて行きました。
お店に着き、中へ入ると、大衆食堂のような昔ながらのお店の雰囲気とすでに飲み始めているサラリーマンたちのおかげもあって、すごく活気があふれていました。

席に着いて、それぞれビールを頼み、僕ら3人の忘年会がいよいよ始まったのです。

のぶの彼女の話、彼女へ対する束縛の話、どういう時に彼女へ嫉妬するか、などといった恋愛話から始まり、彼の実家の宮崎の話など多くの話題で盛り上がりました。

その間、僕は値段を気にしつつもお酒やお肉を注文しました。
(てか、注文にためらっているとのぶが無理やり注文させてきた。)

僕の彼女もおそらく値段を気にしていたのでしょう。メニューをじっと見ながら、その時のお会計の合計金額を計算しているのが僕にはわかりました。

そんな僕らと違って、彼はお肉3切れで1800円もする極上はらみやホルモンなどを次々に頼み、クジラのようにビール大ジョッキをどんどん飲み干していました。

お会計は怖いけど、彼の食べっぷり、飲みっぷりを見ているのはすごく気持ちよかったです。

僕もどんどんお酒が入って、気持ちよくなり、値段なんか気にせず注文し始めました。
値段が高いだけあって、お肉はめっちゃうまかった。
口に入れた瞬間ホルモンが溶けるあの感じ。はらみも食感がしっかりしていて半端ない。
恥ずかしいことにあんなお肉初めてでした。
とにかくめちゃくちゃうまかったです。

美味しいお肉も食べ、お酒も飲んですごく幸せを感じました。(この時始めてホッピーを飲んだ。彼曰く、ホッピーはビールより体に優しいとのこと。プリン体が少ないやらなんちゃら。)

時間はあっという間に過ぎます。
楽しい時間は過ぎるのが早いですよね。つくづく思います。

シメのお茶を飲み、会計をするため僕は店員を呼びました。

運命の時です。
果たしていくらなんだろう?ドキドキが止まりませんでした。
自分で唾を飲んだ音がわかった。笑

「こちらお会計になります。」男性の若い店員さんが伝票を裏にしてテーブルに置きました。

そして、彼が伝票を手にして、言いました。
「やっす!もっといってると思ったわ。」

彼はそう言いながら、テーブルに3万円と千円札何枚かを置きました。

その瞬間、ほろ酔いの僕は一気に酔いが覚めたんです。
「さ、さ、3万?!」
急いで伝票を手にとって見ると、33,150円と書かれていました。
彼女も呆然。

「俺出すからいいよ、かまへん、かまへん。」彼は満足したような顔でそう言いました。

まじか!こいつ!
改めて、改めて、こいつがお金持ちだと再認識しました。

それと同時に一気に、僕は深い安堵を覚えました。
(本当におごりだったんだ。)

さすがに全額出させるのを悪いと思った僕は残りの3000円ちょっとを出しました。その時に自分の惨めさを感じたのを覚えています。

彼とは同い年なのに、なんでこうも違うんだ、と。

彼が一般人より金銭感覚が変わっているのは明らかですが、それでもすごく自分が惨めに思えたんです。

それも彼女の前で、奢られていたものなので、なおさら惨めでした。

(いつか、僕は誰に対してもご飯を奢ってあげられるようになるくらいお金をたくさん稼ぎたいと強く思いました。)

会計を済ませ、お店を出ると、僕と彼女は「ほんとご馳走様です!!」そう彼に感謝の気持ちを伝えました。

そして、
一緒に横に並んで歩いている彼は僕たちの方を向いてこう言ったんです。

「お前らが美味しいもん食べて幸せそうにしてるのを見て、俺もすごい幸せだよ。」

なんだそれ、、、。 のぶ、すごすぎ。
彼の器のデカさというか、人格というか、なんか偉大さをその瞬間めっちゃ感じたのはっきり覚えています。

僕にとって、すごいかっこいいセリフでした。

お金持ちって聞くと良いイメージがあまりない僕は、しっかりしているのかどうかはわからないけど、良いお金持ちを始めて目の当たりにしました。

他人を見下す感じもなく、人の幸せのために惜しまずお金を使えるってすごいかっこいいと僕は思ったんです。

こういう人に僕はなりたいと強く思いました。

自分が幸せだから他人にもその幸せを分けてあげることができる。そんな寛大できれいな心を持った大人になりたいと思いました。

たとえ、お金がなくとも。

正直、今までの僕は損得を気にするタイプの人間だったと思います。
自分は貧乏であることを理由に自分だけの幸せばかり考えていた人間だったと思います。
お金さえあれば、他人を満足させられると思っていました。

でも、その日起こったことを振り返ってこうしてブログを書きながら考えてみると、決してお金だけではないと気づきました。

僕の第二の故郷であるインドなんかでもいまだに多くの人々から讃えられているガンジーやマザーテレサなんかはお金ではない方法で人を幸せにしてました。

『この世界は食べ物に対する飢餓よりも、愛や感謝に対する飢餓の方が大きいのです。』
マザーテレサ

『最高の道徳とは、不断に他人への奉仕、人類への愛のために働くことである。』
ガンジー

ありきたりな表現だけど、それは愛であると思います。

のぶもそうです。
彼はお金をたくさん持っています。
しかし、彼は愛もたくさん持っていると思います。
彼の彼女に対する思いや話を聞けばなおさらそうだとわかります。

今回身をもってそれを体験し、感じ、気づきました。

自分が幸せだったら、それを他人にも分け与える。
自分が幸せでなかったら、幸せになれるよう今全力で頑張る。

この考え方を大事にしていきたいと思います。

他人を幸せにできたら、きっとそれがいつか返ってくると思います。

だって、僕は今回のその借りを早くのぶに返したいと思ったし、それ以上のことをしてあげたいなと強く強く思ったからです。

だから、これを読んでいるあなたもこの考え方を持てとは言いませんが、もって欲しいと思います。

まだそれを、身をもって体験していなくて、それがどういうことかわからないかもしれません。

でもこの記事を読んで、そういうこともあるんだよ、と頭の片隅にでも置いといてください。

いつかそれを経験した時にあの時言ってたことってこのことかと強く記憶に残ると思います。

その気づきがあなたの今後の人生を良い方向へ導いてくれると私は思います。

お金持ちの友人が早いうちに僕に教えてくれたことに感謝しています。

これからもそういう人は大切にしていきたいな。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
わかりづらいところや共感できるところなど何かありましたらコメントお待ちしております。

むらじ

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